会社は教えてくれない自分の活かし方(2)「制限」

会社は教えてくれない自分の活かし方

BreakFreeでは、これからセカンドキャリアを迎える方に向けて伝えたいことを、8本のビデオシリーズとして制作しました。
ビデオ2「制限」をお届けします。インタビューの文字起こしと合わせてご覧ください。

会社は教えてくれない自分の活かし方 ビデオ2「制限」

– ひとつの会社にずっと勤めてきて、今している会社の業務が外の世界では役に立たないんじゃないか、という人の声を多く聞きます。

そうですね。今働いている会社が期待しているスキルは十分に持っている人でも、業態や会社が変わったら自分のスキルが生かせない時もあると思います。そういう意味で「制限」を感じる方はいると思います。

– 「制限」とはどういうものでしょう?

自分が「◯◯しかできない、やれない」という感覚のことを「制限」と呼んでいます。制限の怖いところは、目で見えないところです。
例えば若い頃、学校の成績で「自分はこれしか勉強ができない」と感じることや、社会に出て自分が期待されていることに対してうまく答えることができていないと感じるなど、いろいろあると思います。「〜べき」「〜しないといけない」「〜しかできない」これらはすべて制限です。

会社などの評価で何かを「できない」という評価をされた時、セカンドライフを考える時にもこの「できないこと」を意識してしまいます。これも制限です。無意識に言われたことを信じてしまうんですよね。

– 小さい頃親から言われたことや人から言われたことで自分が出来上がっているということもありますよね。

そうです。まさに自分のアイデンティティー、自分に対する意識というものは、周りから言われたことを吸収してできています。このアイデンティティーは「周りから見た自分」です。ですから将来を考える時に、「〜しかできない」という言葉を受けていると、その「できない」が将来までずっとつきまとうことになるのです。ここに気づくことができないと、同じようなことがずっと起こります。

– この「制限」を外す方法はあるのですか?

外に興味を持って、いろんなことを楽しく体験することが大事です。その時に一番大事なのは、自分の制限を外すことを自分に「許可」することです。これをしないと何も始まりません。

自分が制限があるということをまずは認識して、「外に出てもいいんだよ」「試してもいいんだよ」「その制限と向き合ってもいいんだよ」ということを自分に許可します。ちょっと外を見るだけでもOKです。

ここでよくあるのが、「いい歳して今からそんなことしてもいいのだろうか?」とか「そんなことをしても食べていけないのでは?」とか、そういう気持ちが出てきます。周りから言われることもあるかもしれません。

それはそれで大事な声だとは思うのですが、自分で興味を持っていることを自分で気づいて、そこに関してはちょっと外を見てみるのがすごくいいことだと思います。見えない壁を体験しながら、壁の向こうに何があるんだろうというところまで行くことが必要です。

英語で言えば壁を壊して自由になる、という意味で「BreakFree」になってほしいと思っています。クイーンにも「I want to break free」という曲があって、私も大好きです。メンバーがフリーな役を演じているビデオもあるのですが、私もこのBreakFreeという言葉をキーワードにしています。

BreakFreeしていきましょう!

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