会社は教えてくれない自分の活かし方(6)「楽に生きよう」

BreakFreeでは、これからセカンドキャリアを迎える方に向けて伝えたいことを、8本のビデオシリーズとして制作しました。
ビデオ6「楽に生きよう」をお届けします。インタビューの文字起こしと合わせてご覧ください。

会社は教えてくれない自分の活かし方　ビデオ6「楽に生きよう」

– 「会社に疲れてしまって働きたくない」とおっしゃる方がたくさんいます。

そもそも長い間働いていたら、みなさん疲れていると思うんですよね。のんびりしたい人もいるでしょう。それもその人の人生です。一方、自分がやりたいことを意識して、それに向かって準備している人もいます。それもその人の人生です。

一番大事なのは「選択肢は自分にある」ということを意識することです。定年まではまだ時間があるので、その時間を有効に使って準備すればいいのではないかと思っています。

– 仕事で燃え尽きてしまったと感じている方はおそらくとても真面目で、仕事をきちんとこなしきて、人を思いやって……と、日本人の美点のようなことをがんばりすぎてしまったのかもしれません。

そういう真面目なところも非常に大事なのですが、世界の中で見ると、日本は真面目な国民性のおかげで、とても経済力のある国になったのではないでしょうか。でも外国人の立場から見ると、そのせいでストレス社会になってしまったのではないかとも思います。

– ストレスの高い毎日からシフトしていくためにはどうしたらいいですか？

仕事にせよ生き方にせよ本質を変えることは難しいですし、そこまで変わる必要はありません。

私がおすすめしたいのは、人生の幅を広げることです。長い間決まっている環境の中で働いていると幅が狭くなっているように感じることがあります。私もそのように感じていました。

その幅をちょっと広げて、今まで会ったことのない人たちと会って話したり、もともと若い頃は自分がどういう人だったのかを思い出してみると、そこで感じることが人生の幅を広げることにつながります。

– ​今の社会性が身につく前の、若い頃の自分がどうだったかを考えてみて、そういった部分を取り戻すことで人生がより広くなってくる感じがしますね。

はい。それをぜひみなさんにすすめたいと思います。