「会社員からのセカンドキャリア」インタビュー:行政書士を目指す40代シングルマザーの体験談
BreakFreeでは、会社員から新しくセカンドキャリアを踏み出した方、またこれから踏み出そうとしている方に、その体験談やセカンドキャリアについて感じていることについてインタビューを行い、記事としてご紹介しています。
本日は、40代後半の女性からいただいたインタビューをご紹介します。
・自己紹介(匿名)
歳は40代後半でシングルマザーです。長年、外資の金融系企業で働いていましたが2年ほど前に会社を辞めました。現在は行政書士の資格を取得し、これから開業に向けて少しずつ準備をしていこうと考えています。
・キャリアを変えようと思ったきっかけ
子供が生まれてからは以前のように自由に仕事を選ぶことはできず、仕事の内容よりも1人で子育てをしつつお金を稼ぐために条件のよい会社で働くことが自分にとって大切なことになっていました。心の中では疑問を抱えつつ機械のように毎日会社に向かう...こういう生活を長年続けましたが、あるとき休暇明けに出社すると急に耳が聞こえなくなるということがありました。ああ、何か変えなければならない時期がやってきたんだな、とその時強く感じました。その後、転職も試みたのですが、職場を変えてもやはり気持ちは前向きになれず、組織で働くことが今の自分には向いていないのではないかと思い転職先も辞めることに決めました。
同じ頃に父が他界したのですが、弔辞で父が若い時に開業した時の話を聞くことができました。その時に何か父から人生のヒントをもらったような気持ちがしたのです。自分で何か始められないだろうかと考えました。
・動いてみて、困ったこと・悩んだこと
会社を思い切って辞めてしまったものの、サラリーマンしかやってきたことない人生でしたから、これから何をして、どちらに向かえばいいかすぐに整理がつきませんでした。また、自分が何をしたいかだけでなく、子供の将来にとっても意味のある方向に向かいたいとの気持ちもあり、方向性を決めるのに大変悩みました。
・どのように解決したか、いまの現状
半年ほどの間は、独立した友人たちと話をしたり、ボランティア活動をしたり、本を読んだりして過ごし、しばらく考える時間を持ちました。そしてセミナー等にも参加していろいろな方々と交流する中で、行政書士で開業されたばかりの先輩からお話をうかがう機会がありました。ここに自分が進むべき道があるかもしれないと考え、その後は家庭環境に合った方法で学習を進め、無事に行政書士試験に合格することができました。
・これからの夢、ビジョン
もともと外国の文化と日本の文化をつなぐような活動をすることが好きな性格です。行政書士の資格を生かし、少子高齢化へ向かう日本への外国人受け入れ等をサポートできるような業務を中心に行っていければと考えています。初めの数年は難しいかもしれませんが、将来的には独立し、いつか子供と一緒にお仕事ができれば嬉しいです。
・これからセカンドキャリアを踏み出す人へのアドバイス
何にお金を使うかと同じくらい、何に時間を使うかということはとても大切なことだと思います。Steve Jobsの有名なスピーチでわたくしが大好きな一節をこれから一歩踏み出そうとしているかたにもエールとして送りたいと思います。
’ Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. ‘
「あなたの時間は限られている。だから、他人の人生を生きようとして自分の時間を無駄にしないで。」
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